お客様の車庫をお借りして、まずはベトコン、ブルーシートなどで 汚れないように養生します。
屋根用しっくいと水を混ぜて、しっくいを練ります。
*季節に応じて、固く 柔らかく練ります。
夏→気温が高く、しっくいの固まる速さが、 早い為、柔らかく練ります。
冬→気温が低い為、固く練ります。
基本、屋根工事では 足場を組みません。
脚立を立てて、工事を行います。
まずは、棟下 壁下の三日月しっくいを入れていきます。
しっくいが腐食している箇所は、取り除いてからしっくいを入れます。
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しっくいを入れますと
20年は持つと言われています。
家 全体が引き締まります。
次の施工は、鬼首しっくいです。
コーキング処理を行ってからしっくいを巻きます。これも保護です。
隙間に水が入ると、中の銅線が 切れて鬼瓦が落ちる事もよくあります。
棟尻しっくいと言います。
どうしても、棟尻箇所は、断面がむき出しになっていることがあります。
水が回らないように、しっくいで保護します。
重要ポイントとも言えます。
継手しっくい工事は、のし瓦の取り合い箇所をいいます。どうしても 瓦同士は隙間ができてしまいます。
継手しっくいをすれば、三日月しっくいに影響が少なくなります。
棟カンムリ止めシールド工事です。
棟瓦には、必ず銅線が巻いてあります。
年数が立つと緩んだり切れたりします。
工事は、銅線を全て撤去して、カンムリ止めシールド工事を行います。
風、台風などの心配は入りません。
棟のし止め工事です。
①のし瓦とのし瓦のつなぎ目で シールド工事を行います。
棟は必ず、土葺きなので 土がやせたりする場合に、のし瓦が落ちたりします。ずれない施工方法です。
②飾りカンムリ止めも同じようにずれるのでシールド工事を行います
③同様に棟のし止め工事 両面施工します。
最後に地瓦山付け工事です。
職人が一枚ずつ棟の方につきあげした後にシールド工事をします。
昔の瓦葺きは、土葺き施工の為、土がやせてずれる現象があります。
瓦をめくると、裏側に ツメが必ずかかしてあるのでずれます。
拡大した写真です。
昔はヘラ打ちしていましたが、現在は効率良く きれいに仕上げるために専用のガン打ち施工します。
鼻先を、地瓦縦止め施工です。
横にずれない為に行います。
壁のし止めも必ず 土葺きなのでシールド工事を行います。
棟には、水が通るトンネルがあります。
完全に潰れています。
水がオーバーフローして 雨漏りの原因になります。
①棟尻カット工事を行いました。
②上から水が流れる道を作りました。
なんばんで保護しました。
最後に 棟尻しっくいで完成です。
はじめまして
(株)I・HOmeの石橋です。
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